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環状線玉造駅
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    玉造(たまつくり)という同じ地名は、島根の温泉で有名である。大阪の玉造にはたぶん温泉はでない。曲玉や珠など宝玉の類を作る人たちの集積、玉造部だったのだろうか。伊勢参宮や熊野参宮の拠点でもある玉造稲荷神社も駅の近くにある。

    環状線は鶴橋駅から大阪駅あたりまでが最も乗客数が多い。その理由は学生の多さにもよる。玉造駅を最寄り駅にしている学校が4〜5校あるだろうか。とにかく学生達でいっぱいだ。駅から数分の場所に、地下鉄も通うようになり便利な場所になった。

    学生時代には、そのうちの一つの学校に通っていた。鶴橋駅から玉造駅に向う途中で、遠くの方に校舎が見え、その上に建つマリア像が目に入る。校舎も美しく建て変わったが、いまでもマリア像は学生達を見守っている。

    駅から学校まで歩けば5分〜10分ほどだろうか。いまとなっては結構近く感じるが、学生時代には非常に遠かった。精神的認識距離だったのだろうか。東京に姉妹校があり制服も一緒だ。都内の地下鉄や山手線などで特徴的な姿をみかけるとどきっとする。自分を懐かしく思い出す。

    駅の近くにある商店街には、学生時代までは映画館もあった。古くは周辺の今里あたりまでの人を集めていて大層賑わっていたらしい。路面電車も通っていた交通の要所だったらしい。

    駅周辺には本屋・たこ焼き屋・ラーメン屋・クラブの買い出しを行なったスーパー。学校の途中にあった王将・パン屋。非常に腹の空いていた記憶が蘇る。

    現時点では駅の中にも、飲食店ができて、殺風景だった当時とは見間違うばかり。商店街の一角の一杯飲み屋は、クラブの顧問の行きつけの店であった。いまでは跡形もなくなって、チェーンの居酒屋になっている。商店街は人通りも少なくなったが、今でも生活のしやすそうな環境である。
    | HIRO | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
    環状線鶴橋駅
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      時計でいうと4時のあたりにあるのが鶴橋駅。焼肉屋やキムチのお店で有名な鶴橋商店街がある。魚市場巡りが好きな人には、同じ意味で素敵な探検場所となろう。

      駅につくと何所からか焼肉の匂いが漂ってくる。そんなフレーズに誘われていってみると真っ赤な嘘というのは良くある話だが、この鶴橋駅は本当に焼肉の匂いが染みついている。流石に朝方はそんなことはないが、昼11時過ぎ頃から深夜遅くまで焼肉の匂いが漂う。また焼肉だけを目当てに多くの人が訪れる。

      近鉄大阪線との乗換駅であり、一日中たくさんの人が乗り降りする。山手線でいうと上野から神田あたりのごちゃごちゃ感が近い。知らない世界という意味での魔境の趣があり、魅惑的で素敵な街が拡がっている。
      | HIRO | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
      環状線桃谷駅
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        環状線の内回りで寺田町駅から桃谷駅へ向うと、進行方向の右側つまりは東側の視界が開けてくる。高架よりも高い建物が少なく、見通しが利くのだ。比較的長い駅間を遙か東には生駒連山を望みながら過す。

        途中には女学校の校舎が電車から眺めることができて、なんとわなしに、そのあたりの空間だけ柔らかな気がする。

        今となっては、桃谷という名から、化粧品か中華料理を思い起こしてしまう。

        駅の周辺は、公設市場やファーストフード店や居酒屋などが沢山あるが、数分歩くと古くからの住宅街。生活空間であり、会社も見られる。バランスが取れた空間だ。
        | HIRO | 10:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
        環状線寺田町駅
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          内回り環状線も、最南点の天王寺駅を過ぎると急に乗客が増える。環状線の右半分には学校が多く、制服姿の学生が増える。

          天王寺駅を出て初めての駅は寺田町。駅のあたりは高層のマンションなども建っているが、ほんの2〜2分歩くと住宅街。3階建てや4階建てで隣家との境目がほとんど無い。そんななかに歯が抜けたような駐車場。

          寺町であり、近くに学校もあるが、乗降客はそれほど多くはない。仕事をする場所というより、生活をする場所というすこし落ち着いた雰囲気のある駅だ。

          | HIRO | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
          環状線天王寺駅
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            大阪駅から環状線内回りで約20分。天王寺駅。ようやく半分、まだ半分。JR西日本でも有数の乗降客数を誇る駅。

            天王寺という名は、駅の北側に立地する四天王寺に由来するのだろうか。参詣口。駅の住所は悲田院。その昔、困った人が集う福祉の場所であったと歴史の時間に習ったことを思い出す。地名が人を引き寄せるのか、若者が集う賑やかな面と、悲しみが透けて見える面がある駅。

            幼い頃の駅の思いでは、四天王寺への参詣時に見かけた時に見かけた傷痍軍人達の姿。もの悲しげなアコーディオンの音色が耳に蘇る。関西線にもまだ汽車が走り、路面電車やトロリーバスがぎゅうぎゅう詰めに乗客を乗せ、主要な交通手段だった昭和の時代の風景。

            駅の南側一帯は再開発のまっただ中。とくに近鉄阿部野橋駅の上の近鉄百貨店阿倍野店は、2014年には日本最大級の地上300mの巨大な建物に生まれ変わるという。付近は若者が集える街に変貌しつつある。

            南西側も再開発が進み、地域の姿が一変した。昭和の姿の商店街が一気に現代風に変わりつつある。さらに坂のままに歩みをすすめると遙か昔、日本で有数の歓楽街であった飛田新地。大正時代の面影を残す街並みは、今は昔、兵どものの夢の痕。

            南西側は動物園・美術館を有する公園。有料になってしまったが人通りは多い。新今宮駅から天王寺駅に向う電車から見える鳥のゲージは芸術作品の面持ち。羽を伸ばすと2m以上もあるであろう鳥がゆったりと飛んでいる。

            北東側は花屋や仏具を売る店などが並ぶ四天王寺への参詣道だが、様相が変わりつつあって、素敵なレストランも目立つようになってきた。

            ちょうど線路を跨ぐ橋のようになった歩道から、天王寺駅に入り出ていく電車の様を飽きもせず眺める子供達がいる。その姿だけは、いつの時代も変わらない。
            | HIRO | 13:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
            環状線新今宮駅
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              柔らかいボールの左下半分をひねり潰したような形をした環状線内回りの旅も新今宮駅で半分が終了だ。この駅の周りには、通天閣や二度付けお断りの串カツなど名物が多い。

              西口は南海電車との乗り換えが可能であるので、内回りとしては賑やかな駅である。大阪を代表する建物「通天閣」には東口が最寄りである。東口を降りると阪堺線の南霞町駅が隣接する。また地下鉄御堂筋線の動物園前駅も近くである。

              駅の東口を中心にして、周りの風景を見てみると、駅の北東側には元の市バスの停留所であるフェスティバルゲートがある。バブル期に建てられた周囲をジェットコースターが駆けていた浅草花やしき風の遊戯施設で、開業当初は賑わったがあったが、いつもの間にか人気(ひとけ)が無くなってしまって、ストリートポップやダンスの練習場となってしまっている。いま何度目かのてこ入れ策が図られようとしている。もうすこし足を東に向ければ、天王寺動物園がある。

              駅を降りた北側には大きな空き地があり、時期によっては駐車場となったり、警察の建物となったりしてきた。駅の直近というわりには使い道に困ってきたようだ。

              西側半分にはたくさんの自転車が止めてあったり、屋台ラーメンの本元があったりするが、強いて見るべきものはない。

              南側はじゃりン子チエの世界である「あいりん地区」が拡がる。日雇い労働者の街であり、現在でも世俗を絶った住所不定の者も多いという。特に1960年前後から70年前後までには非常に荒れて(現在でも時々小さないざこざはあるようだ)、殺伐した雰囲気が漂っていた。警官への投石騒動が繰り広げられたという。開高健の小説によると、騒動の時には投石のための石売りを行なう者も登場したという。学生運動はじめ世の中が落ち着かない時代ではあったのだ。現在では高齢化も進み、がさつというか元気溢れる町だったのが、すこし大人しくなってきた。

              時々思い出したようにテレビなどで取り上げられる。ただ興味本位で表面をなぞった一過性のイベントであることが多く、そこには生活者も多数要るのにも関わらず、地域に対する妙な偏見に近い。怖いまちという印象付けをおこなっていることが、なんとも残念な気がする。生活者の町の駅というのが、新今宮駅の特徴だ。
              | HIRO | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
              環状線今宮駅
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                10年ほど前に環状線の駅として登場した。それまでは関西本線(大和路線)の駅ではあったが環状線とは連絡していなかった。内回りの場合、JR難波駅に向うには、隣の新今宮駅まで行く必要があった。しかし乗り換えが便利に、さらに大和路線からの乗り換えも便利になったか、というとさほどでもない。

                はっきり言って今宮駅の近くにはなにもない。大型量販店のコーナンが駅前にあるだけで、あとは団地や民家があるのみ。降りても余り楽しいところではないです。ほとんど乗り降りする人がいない。待避駅でもないので、余計に時間がかかるようになっただけという気持も持つ。

                駅の思い出としては、海外からの旅行客についてのものがある。大阪駅から乗車した海外からの旅行客10名ほどが、ガイドブックを片手に鳩首会談。乗った瞬間から、そわそわしていた。弁天町・大正駅…そして「いまみや」。駅の案内を聞くとばたばた飛び出していった。難波に行きたかったようだが、無事に乗り換えられたのだろうか。あるいは到着して戸惑ってはいないだろうか、と感じたことを今でも駅を通る度に思い出す。

                海外に行ったとき、電車でその町を訪れると駅の近くは賑やかで安心できるという思い込みをするが、案外外れだったりもする。乗換駅でもすごく発達しているところもあれば、寂れてしまっているところもある。ターミナルであっても、駅の右と左では賑やかさが全くちがうことも多い。ネットで調べようと、グーグルマップで確認しようが、こればかりは行ってみないとわからないのだ。

                今宮駅の人通りの少なさと、乗り換えてついたであろうJR難波駅ではどのような感想を持ったのだろう。そしてOCATができあがる前の難波駅だったとしたら、旅行客はなにを感じたろうか。賑やかだと思って泊まったJR難波駅近くのビジネスホテルで過す、初めての日本の夜をどんな面持ちで過すのだろうか。ちょっぴり切ない気持がする。
                | HIRO | 08:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
                環状線芦原橋駅
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                  実は芦原橋駅は、環状線の中で唯一降りたことがない駅です。周辺のこともわからないままに、今日の日を迎えるのは大変気になっていて、何度か駅を見に行こうと思いましたが果たせませんでした。

                  知っていることといえば、駅の近くに職業訓練学校があることくらいです。簿記であったり・秘書講座やPOPなどの技術も教えてくれていました。いずれ降りたって散策するときにはしっかりレポートしたいと思います。
                  | HIRO | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  環状線大正駅
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                    環状線大正駅付近は見所が一杯です。まずは電車から見える家の屋根に飾られたの数字のあーと。環状線のいくつかの駅から見えるのだが、この大正駅からのものがいちばん目立つ。さらに大阪にある野球場であり、しかもドームであるにも関わらず、阪神タイガースの主催ゲームでも満席にはならない京セラドーム大阪。

                    そして見所は駅から北側に向ってすぐの
                    大きな地図で見る十字に交差する川です。

                    大阪の真ん中を流れる道頓堀川は大阪の街の中心街をほぼ東から西に流れている。くいだおれの人形やグリコの看板で有名な戎橋の下をくぐり抜けていく。きらきらと輝くネオンに水面を照らしさらに1kmほど西へ向う。このあたりの風景描写は宮本輝の道頓堀川に詳しい。大阪の西側を北から下ってきた木津川と交差する。川が交差してそれぞれがまっすぐ向っていく風景は非常に珍しい。地図でみるとよくわかるのだが、現地で見ても実はあまりよくわかりにくい。

                    でもそれまでの川幅が広くなり、水かさも増える。そろそろ河口に近いのだと実感できる。大阪の真ん中を通り抜けてきた、その澱みのようなものを抱えながら、勢いを増して流れていく。
                    | HIRO | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    環状線弁天町駅
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                      環状線内回りで約約4分の1周。時計でいうと9時のあたりに位置するのが弁天町。大阪を東西に横切る地下鉄中央線が交差する場所。ここには二つの目玉がある。

                      一つ目は交通科学博物館。列車の現物が展示してあったり、それだけでわくわくしてしまう場所だ。といっても、数回した訪れたことはないのだが、憧れの聖地でもある。この文章を書きながら思ったが、わたしは鉄道が好きなんだということ。旅行も好きだが、実は鉄道に乗ること(車も、つまりは乗り物)が好きなのだ。鉄道は移動手段だが、それだけのものとは見ずに、乗って楽しんでいるところが今でもある。だから、弁天町は特別な意味を持つ駅だ。

                      二つ目は、いまはコナミの所有となっているプールズ。空中回路や滑り台などを擁する室内プール。バブル期の申し子のような存在であったが、深夜まで営業し、おしゃれなスポットとしても人気があった。

                      弁天町は大阪港への交通機関でもあった。大阪は歴史的に見れば、海に向って栄えた都市で、特に西日本方面には、新幹線が九州まで通じるまでは、在来線とあわせて主要な交通機関だったのだ。大阪港からは、四国・九州への船便がひっきりなしに出入りしていた。そして中継地点としての弁天町は人通りが賑やかだった。当時の面影は薄れてしまった。船が鉄道や飛行機との競争に敗れていったのと歩調を合わせるように、通過点の機能しか果たせなくなっている。

                      | HIRO | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

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