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昭和という時代
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    昭和の64年という年数をどう考えれば良いのだろう。

     

    凡そ現在から150年前の1868(明治元)年に始まった明治と大正・昭和は、諸外国との関係の取り方に非常に腐心をした時代であった。1945(昭和20)年の太平洋戦争の終戦は、1854年ペリーとの日米和親条約締結以来の諸外国との関係を再整理・清算したと考えられる。ただ、その後の40年余りの時代も、経済という面に重点が変わったとはいえ、基本は諸外国との外交・通商を上手く整理していくるかということを考えて取り組んだ時代だったといえる。

     

    日清戦争が1894年から1895年。日露戦争が1904年から1905年。1914年7月にセルビアとオーストリアの間の紛争が契機となり第一次世界大戦が始まり、主にヨーロッパを中心として戦火が広まり1918年まで続いている。1800年代の後半は産業革命により大量生産社会が始まったが、兵器に応用されたことで戦禍の拡大を招いたという負の側面も大きい。

     

    昭和時代の前の「大正」は1912年7月30日から始まり、関東大震災が1923(大正12)年9月1日。凡そ100年前の出来事。東京は槌音たくましかったろうがなにかと慌ただしい空気感だったことが想像できる。

     

    「昭和」元年は1926年12月25日から始まっている。1929年にはウォール街で金融大恐慌が起こり、世界的に不安感が蔓延している。昭和史の前半は当然ながら戦争とは切り離せず、満州事変・ノモハン事件の後に、太平洋戦争に突入している。圧倒的な物量と思考・志向の差もあり、一般人を巻き込んだ痛々しい敗戦であった。

     

    その後の44年間は日本という国土のなかでは、戦争がなく経済という面に注力をすることができたのは僥倖であった。ひと言でいうと極めて幸福な時代であった。経済面で米国に次ぐ経済規模と影響力を確保できるようになったのは、製造・品質という面での強みを発揮できたことが原因であろう。また人口ボーナスもあり、高度成長を通じて経済の力は増した。しかし昭和55年以降は、海外に輸出するという政策から、国内の充実という転換はバブルを招いた。また実態とは離れる形での円高の誘導などもあり、国力が一定水準に留まったことは、次の平成の時代に禍根を残したことは否めない。

     

    昭和という時代は、最初の20年は余りに悲惨な結末を招いた痛ましい時代であるが、後半の40数年は華々しい時代であった。

    総括するのには、あまりに難しい時代である。

    | HIRO | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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