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オプティミストはなぜ成功するか セリグマン 講談社文庫 
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    JUGEMテーマ:読書
    やはり意味もなく否定的であったり、悲観的ではいけないのだなと思い至らせる本です。

    筆者セリグマンはアメリカ心理学会の会長さんという要職にもあった方で、いわゆる認知心理の大家です。やる気の起こらない理由(遠吠えしない犬やカマスとか茹でガエルの話に共通する考え)についての研究でも有名です。

    心理学の主要な足場というのは、人の心の病にどう向き合うかということでしょう。現在は一般的になったカウンセリングという言葉も本来は病院の中での言葉です。

    それが応用分野を広げ、ビジネス分野に応用されるようになっています。人が関わる組織に応用されるのも同じ事です。

    鬱病と取り組むと、いわゆる悲観論が多いのでしょう。それに対抗して、鬱になりにくい人は前向きであると言われます。この本は、困難に立ち向かう姿勢を示しています。

    面白いのはABCDEという考え方です。人が悲観的になるステップに、ABCというものがあるといいます。adversity(困った出来事)、belief(思い込み)、consequence(結果・成り行き)の頭文字をとったもので、対抗する手段はDE、disputation(反論・論争)、energization(元気づける) の頭文字だといいます。

    嫌な出来事が起こると、理屈をつけて、今後こうなるに違いないと思い込んで、勝手に落ち込むといいます。いわば自分で落とし穴に落ちて藻掻くのです。

    それに対抗するのは、(その主に自分の勝手な考えに)反論をせよ、議論を挑むのだというのです。その思い込みは正しいのか、困った出来事は本当か。自分に起因するのかということを明らかにして、あとはやってみようと元気づけて落とし穴から立ち直るのです。

    ただあまり簡単に取り組むと結局のところ燃え尽き症候群になるということも、別の研究では明らかですので注意が必要です。

    セリグマンの本は他にも多数あるので、読んでみてはいかがでしょう。
    | HIROOKA | 07:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
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    今日は、新しい切り口で書かれた、ブレイクスルーをもたらす成功法則の Eブックを紹...
    続無知の知 | at: 2010/04/12 7:05 PM

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