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環状線天王寺駅
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    大阪駅から環状線内回りで約20分。天王寺駅。ようやく半分、まだ半分。JR西日本でも有数の乗降客数を誇る駅。

    天王寺という名は、駅の北側に立地する四天王寺に由来するのだろうか。参詣口。駅の住所は悲田院。その昔、困った人が集う福祉の場所であったと歴史の時間に習ったことを思い出す。地名が人を引き寄せるのか、若者が集う賑やかな面と、悲しみが透けて見える面がある駅。

    幼い頃の駅の思いでは、四天王寺への参詣時に見かけた時に見かけた傷痍軍人達の姿。もの悲しげなアコーディオンの音色が耳に蘇る。関西線にもまだ汽車が走り、路面電車やトロリーバスがぎゅうぎゅう詰めに乗客を乗せ、主要な交通手段だった昭和の時代の風景。

    駅の南側一帯は再開発のまっただ中。とくに近鉄阿部野橋駅の上の近鉄百貨店阿倍野店は、2014年には日本最大級の地上300mの巨大な建物に生まれ変わるという。付近は若者が集える街に変貌しつつある。

    南西側も再開発が進み、地域の姿が一変した。昭和の姿の商店街が一気に現代風に変わりつつある。さらに坂のままに歩みをすすめると遙か昔、日本で有数の歓楽街であった飛田新地。大正時代の面影を残す街並みは、今は昔、兵どものの夢の痕。

    南西側は動物園・美術館を有する公園。有料になってしまったが人通りは多い。新今宮駅から天王寺駅に向う電車から見える鳥のゲージは芸術作品の面持ち。羽を伸ばすと2m以上もあるであろう鳥がゆったりと飛んでいる。

    北東側は花屋や仏具を売る店などが並ぶ四天王寺への参詣道だが、様相が変わりつつあって、素敵なレストランも目立つようになってきた。

    ちょうど線路を跨ぐ橋のようになった歩道から、天王寺駅に入り出ていく電車の様を飽きもせず眺める子供達がいる。その姿だけは、いつの時代も変わらない。
    | HIRO | 13:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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