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モモ〜時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
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    JUGEMテーマ:読書

    趣味は何だと問われたら、音楽や美術の鑑賞とかオートバイや温泉かなと考えて、いろいろ悩むだろうけれど、読書とは答えないだろう。

    読書は幼い頃から身についた習慣の一部で、とくに仕事関係の本を読むことに至っては読書とすら思っておらず、仕事を進めるためのインプットに過ぎない。

    いっぱいいっぱい本を読んできたけれど、こんな面白い本に出会うことが出来たというか、こんな本を読まずにいたのかと残念に思ったのが、ミヒャエル・エンデの「モモ」。口を開くと忙しいいそがしいとつぶやいてしまう日々。自分はなんのために生活しているのだろうと、考えることすらなく何かに追われている。ゆとりがなく、人とのかかわりも薄れていく。その理由は、この本に登場する時間どろぼうのせいかもしれない。どろぼうというと、映画泥棒の風体を頭に思い描いてしまうが、登場する時間どろぼうは、煙を黙々させて出で立ちも恐ろしげでたちが悪い。どこか村上春樹の小説を思い出させる展開でもあり、孤独や友情といったテーマが冒険モノとも考えられる。

    時間とは過去と現在と未来の直線的な移動ではなく大きな弧を描きつつ、スパイラル上に展開するバネのようなモノと説明する哲学書があった。この本に登場する時間も同じような概念かもしれない。

    もっともっと面白い本に出会いたいです。


    https://www.amazon.co.jp/モモ-岩波少年文庫-127-ミヒャエル・エンデ/dp/4001141272/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1545174584&sr=8-1&keywords=%E3%83%A2%E3%83%A2

    | HIRO | 08:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
    人事の成り立ち(書籍)
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      名著かどうかは別として、太平洋戦争後の日本的人事の歴史を彩った本を取り上げている。
      往復書簡という形式で、90歳を超える著者たちとのやりとりがあることが面白い。
      人事という分野に1990年ごろから携わってきたので、登場する著者たちとは、本を通じて知り合いであった。
      そういうことだったんだと、目から鱗ということが多くで、興味深く読ませてもらった。
      歴史を経ると色あせて見えるが、彩りは失せてはおらず、角度を変えれば光り輝いていることがわかる。
      登場していないが、孫田良平氏などのように、もっと多くの綺羅星達の思いと考えを受け継ぎ、乗り越えないといけないんだなと感じさせられた。

      | HIRO | 08:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
      「遅刻してくれて、ありがとう」トーマス・フリードマン、日本経済新聞出版社
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        JUGEMテーマ:読書

        「遅刻してくれて、ありがとう」トーマス・フリードマン、日本経済新聞出版社

         

        著者の本は、フラット化する社会などを手にしたことがある。

        今回の著書もボリュームは圧倒的で少し恐れをなしてしまうのだが、内容といえば一級品。

        なにより項目立て・タイトルの付け方が上手で、ぐいぐい引き込まれて、あっという間の読書時間となる。

        読後感として、世の中の大きな変化のまっただ中にいることを思い知らされる。その変化は想定しているよりも大きなもので、20世紀の常識が覆されている。

         

        リアルの店舗が目に見えて消滅している中で、ネットショップが巨大化している。栄枯盛衰が甚だしい。スマホが登場して以来、やたらと慌ただしくなっている世の中で何が起きているのか。その本質を目の当たりにすることが出来る。

         

        いままでの仕事のしかたを成立させてきた組織や会社が変化している。独自・囲い込みなどの概念が通用しなくなることを示しつつ、今後の社会で立ち戻るところは何かを考えさせられる。

        | HIRO | 13:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
        観察力を磨く
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          JUGEMテーマ:読書

          早川書房は好きな出版社だ。ミステリーだけではなく、よい本を紹介してくれる。

           

          「観察力を磨く 名画読解」エイミー・E・ハーマンは、絵画鑑賞を通じて知覚を磨くことを推奨する。

          我々(いや私だけかもしれないが)の知覚はいい加減で、いわゆる思い込みで感覚的に物事をとらえている。そんなことを痛感させられる。

           

          一点の絵画をじっくり見つけることで、観察力を高め、知覚を高めていく。その絵に込められている、時間・関係性・取り上げているものの意味。

           

          たしかに、しっかりと観察すれば見落としているものが見えてくるのだ。仕事上でも見落としてしまっていることがわかるようになればよい。そんな思いを込めて、じっくりと拝読する。

          | HIRO | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
          村上春樹
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            村上春樹はこうでなくちゃ、という感想です。



            街をいくフォレスタが気になる。こんなに走ってたのかという感じ。

            | HIRO | 15:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
            伝えることから始めよう
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              東洋経済から出版されているジャパネットたかたの、高田明さんの著書。

              これが心揺さぶられる良い本です。
              真面目に努力しないと感じさせる、力を持っています。

              一読をお勧めします。
              | HIRO | 20:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
              駅伝日本一、世羅高校に学ぶ「脱管理」のチームづくり
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                JUGEMテーマ:読書

                『駅伝日本一、世羅高校に学ぶ「脱管理」のチームづくり (光文社新書)(岩本 真弥 著) を読んでいます。この引用をシェアしたいと思いました。キンドルからの引用です。

                 

                "誰かのマネをやっているうちは、絶対あなたは勝つことはできない――。読者の方々には、未知なるものへと突き進む勇気と情熱を忘れないでほしいと思う。"

                 

                なかなか刺激的な内容です。わたしの仕事は、広く言えば管理ということをテーマにしています。

                多くのコンサルタントやインストラクターは、管理の伝道者といえるでしょう。

                 

                人事、経営、業務など、さまざまな面での管理ということを通じて、結果(利益・拡大・成長・付加価値創造など)を出したいと考えています。そこには管理が必要です。

                 

                ただ管理が強すぎると、行動をしなくなります。自分事といえなくなります。いわゆる管理強化・マイクロマネジメントは、だめだとわかっているのに、ついつい陥ってしまいます。

                 

                なぜそうなるかというよりは、他者を信じること、また自分を信じることができないと言うことでもあるのでしょう。

                 

                誰かのマネをやっているうちは、絶対あなたは勝つことはできない」=肝に銘じましょう。

                | HIRO | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
                捨てられる銀行 橋本宅典 講談社現代新書
                0

                  JUGEMテーマ:ビジネス

                  本書では、会社の命運である金を握っている銀行を取り上げつつ、日本の会社の来し方と行方について書かれている。

                   

                  少子高齢化が進み、2020オリンピックを取り上げるまでもなく、東京一極集中で人もの金が動いている。翻ってみれば、地方では限界集落が増加し、人もの金の縮小が急であり、とくに駅前商店街などを中心とする小企業はじめ核となる会社の元気がなくなり、地域が疲弊している。産業が消えつつある状況である。そうはいっても、東京にいれば、それとは気づきにくいことなのだが。

                   

                  本来的な銀行の役割とは、得意先の発展のための資金ならびにネットワークの活用支援だが、目先の営業目標の達成にのみ目が向いてしまっている。日本の地方経済が弱くなっている理由の一つとして、地域経済に根ざすべき銀行の役割がおかしくなってしまったのではないかということを本書は取り上げている。

                   

                  バブル崩壊の後始末として登場した「金融検査マニュアル」だが、一定の成果が出た後も、存在感が消えることなく高まってしまった。これさえ守れば大丈夫。これを守らねばならないという意識への転換が進み、自分で考えない組織を作り上げてしまったのではないかというのか本書の主張。納得できるところが多い。

                   

                  取引先との関係が弱まり、銀行の本来の機能である経営の目利き力であり、金融による支援力が衰えた。たしかにその節はある。産業が育たないから、支援する先がなくなっていくだから、元気のあるところがなくなる。悪循環だ。

                   

                  そして、監督する側としての監督機関が、短期と長期の資金繰りについての金融機関の役割も理解していなかったのではないかと思われる旨の記述がある。

                   

                  たしかに銀行の経営のあり方に見切りをつけ、また本音の部分では、後ろ髪を引かれつつ銀行を退職して別の職を選んでいる知り合いも多い。

                   

                  金融庁の姿勢が変わりつつあり、銀行の取り組み方に少し変化が見られる。しかし地元に見切りをつけて、近隣の大都市圏で出店競争が進む今日の状況は、数年後の金融機関のますますの統廃合を予見しているようである。

                   

                  途中の登場人物の逸話は、本来の趣旨からぶれているのか、それともそちらが主なのか。すこし戸惑うところがあるが、それも本書の良さと受け止めよう。

                   

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                  | HIRO | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  捨てられる銀行 橋本宅典 講談社現代新書
                  0

                    JUGEMテーマ:ビジネス

                    本書では、会社の命運である金を握っている銀行を取り上げつつ、日本の会社の来し方と行方について書かれている。

                     

                    少子高齢化が進み、2020オリンピックを取り上げるまでもなく、東京一極集中で人もの金が動いている。翻ってみれば、地方では限界集落が増加し、人もの金の縮小が急であり、とくに駅前商店街などを中心とする小企業はじめ核となる会社の元気がなくなり、地域が疲弊している。産業が消えつつある状況である。そうはいっても、東京にいれば、それとは気づきにくいことなのだが。

                     

                    本来的な銀行の役割とは、得意先の発展のための資金ならびにネットワークの活用支援だが、目先の営業目標の達成にのみ目が向いてしまっている。日本の地方経済が弱くなっている理由の一つとして、地域経済に根ざすべき銀行の役割がおかしくなってしまったのではないかということを本書は取り上げている。

                     

                    バブル崩壊の後始末として登場した「金融検査マニュアル」だが、一定の成果が出た後も、存在感が消えることなく高まってしまった。これさえ守れば大丈夫。これを守らねばならないという意識への転換が進み、自分で考えない組織を作り上げてしまったのではないかというのか本書の主張。納得できるところが多い。

                     

                    取引先との関係が弱まり、銀行の本来の機能である経営の目利き力であり、金融による支援力が衰えた。たしかにその節はある。産業が育たないから、支援する先がなくなっていくだから、元気のあるところがなくなる。悪循環だ。

                     

                    そして、監督する側としての監督機関が、短期と長期の資金繰りについての金融機関の役割も理解していなかったのではないかと思われる旨の記述がある。

                     

                    たしかに銀行の経営のあり方に見切りをつけ、また本音の部分では、後ろ髪を引かれつつ銀行を退職して別の職を選んでいる知り合いも多い。

                     

                    金融庁の姿勢が変わりつつあり、銀行の取り組み方に少し変化が見られる。しかし地元に見切りをつけて、近隣の大都市圏で出店競争が進む今日の状況は、数年後の金融機関のますますの統廃合を予見しているようである。

                     

                    途中の登場人物の逸話は、本来の趣旨からぶれているのか、それともそちらが主なのか。すこし戸惑うところがあるが、それも本書の良さと受け止めよう。

                     

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                    | HIRO | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    拳に聞け! 塩田武士
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                      JUGEMテーマ:読書

                      「罪の声」の評判が、すごく高い塩田氏の2015年の作品。

                       

                      ボクシングの話は、角田光代さんの「空の拳」・「拳の先」など面白いものが多い。

                      テレビで観るプロチャンピオンやオリンピックの競技でのボクシングは知っているけれど、その本質みたいなものをつかんでいないだけに興味深い世界だ。

                       

                      拳に聞け!は、ボクサーのストイックな世界観を楽しませてもらうとともに、周りの登場人物たちの関わり方や影響のされ方が面白い。

                       

                      途中のガウンのくだりなど、あちらこちらに仕掛けがあって笑わせてもくれる。

                       

                      筆の力のある方で、今後がますます楽しみです。

                      | HIRO | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

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