我が子を激流に投げ込むか

  • 2012.03.13 Tuesday
  • 09:19
JUGEMテーマ:ビジネス


人材育成のポイントは、いかにいち早く一人前にするかだ。

ところが、勘違いが生じる。あまりに焦るために、対象者に無理を強いる。すると育成がいやなものになり逃げる。

そしてまた追い詰めていく。そこで形だけ納得した風を装うので、結果がついてこない。

最後の最後には、修羅場体験が必要だと、無理を承知で、重い荷物を担がせて、つぶしてしまう。

さてさて、泳ぎ方を知らない我が子をライフジャケットも着せずに、激流に投げ込む馬鹿がどこにいるのだろうか。

人材育成は他人事ではない。我がことと考えれば、慎重に、そしてフォローも丁寧に行うはずなのだ。

結構手間がかかって、そして温かい眼で観るべきである。

震災から1年

  • 2012.03.12 Monday
  • 08:28
JUGEMテーマ:日記・一般


東日本大震災から一年が過ぎた2012年3月11日は、もうそこまで訪れている春の日差しと、まだ春と言うには肌寒い冷たい風が吹き付ける一日でした。

時というのは非情なもので、その場にとどまりたくても、あっという間に過ぎさっていきます。しかしそれだからこそ、思いを引きずらなくてもよいということもできます。

震災からの一年は軸が定まらないと感じさせられました。足下が落ち着かない気にさせられたということでした。

仙台の地で大地震を経験しましたが、現実には間違いないのですが、あれは夢か幻だったのだろうかと思うのです。

一年後の午前には、チャリティー祈念として開催された経営セミナーに、「人材育成」をテーマに講師として登場させていただきました。開催に先立ち、黙祷を捧げました。いままでなんどとなく研修やセミナーに参加しましたが、気持ちが昂ぶってしかたありませんでした。

そして、昼からは、滋賀県で演奏された、ワーグナーのタンホイザーを鑑賞しました。一年前に地震が起こった時間には、鎮魂のメロディーが奏でられていました。愛がテーマですが、人を思う祈りが込められていて、感動がひとしおでした。

我々にできることは、いまを一生懸命に過ごすことなのでしょう。

合掌

つなげる仕事

  • 2012.02.25 Saturday
  • 12:14
JUGEMテーマ:音楽


先般ながらくお世話になっているピアノ調律師の方と、調律をしていただいている合間にお茶のみ話をした。

印象に残った話は数々あるのだが、一つをあげると、調律の仕事は、いろいろな場所で、いろいろな状態のピアノと出会うらしい。時には100年前のものと向き合うこともあるそうだ。

ピアノというのは重い筐体を支える方法として、ボルトを使うか、木を組み合わせるかというのが、会社ごとに特徴があるらしい。

通常の手順で分解をしていくと、どうしても外れない部品が出てくることもあるらしく、よくよく観ると寄せ木細工かパズルのように、今ではあり得ない作り方になっている。おかしいなと思っていたボルトが、鍵となっているそうだ。そこでなるほどと膝をたたく。

また、なかには全く意味の無いような穴が開いていたりもするらしい。気を利かせたつもりで穴をふさぐと、音が出たくなる。無意味に見える穴が力を発揮しているし、あり得ない構造が、ピアノにかかる力を分散してもいる。

そのようなときには、100年前のピアノ力人達と会話している気になるという。ピアノに込められた意味や考えを解釈して、無用なものはないのだと、ボルトや穴のことを理解するという。そして構造物が生きているということがわかる瞬間だという。

調律師は、自らが手がけたピアノに名を連ねていくという。そのピアノを解釈して、どのような手を入れるかという証のようなもの。

その場だけの仕事ではなく、実はつなげていく仕事なのだ。

バレーボール、プレミアリーグ(男子)を観戦して

  • 2012.02.05 Sunday
  • 21:05
JUGEMテーマ:日記・一般


2月4日堺市で行われたバレーボール・プレミアリーグの試合を観戦した。

実はバレーボールの試合を間近でみるのは初めてのことだった。通りすがりの人が、やたら背が高くてがたいがいいなと思ったら、オリンピックなので観た往年の名選手だったり、チアリーダー達がやたらと元気だったり、試合自体も、一進一退であったので、非常に楽しいひとときを過ごした。

試合を観戦する中で、いくつかの気づきを得た。

それは応援するということの大切さだ。ホームチーム・アウェーチームも含めて、とにかく元気づける。

一人がミスをすると、周囲がみんなで勇気を取り戻させようと元気づける。それはコートの中だけではなく、控えの選手達も盛り上げる。

どうしてこんなに元気なんだろうと思った。どうやらミスをして萎縮することから解放させようということのようだ。

プレーのやりとりが、スピーディーであるが、すこし考える余地がある。バスケットや卓球なんかではあまりにラリーが短すぎて考えることができない。野球では一つのプレーの時間に間があって、考えることが多すぎるのかもしれない。

プロ達のレベルでいうと、全力を出しても相手に勝てるぎりぎりのレベルで闘っているのだろう。そのぎりぎりの世界で、通用しないのではないかと気持ちが萎縮したら、相手に打ち勝つことができるはずがない。

またミスするかもしれないという恐怖感は、筋肉を萎縮させ、最高のプレーをさせないようにする。

とにかく失敗したとしても反省しすぎて、次にミスしないように全力を打ち込むことができるように、周囲が力を与える。

経営の世界でも、同じことがいえるのだろう。ミスをしたとしても元気づける。あんがいそれができずに、ミスをあげつらい、人の足を引っ張ることをしているのが我々の世界かもしれない、というようなことを考えさせられた。

ようやく帰ってきた

  • 2012.01.07 Saturday
  • 23:01
JUGEMテーマ:日記・一般


昨年、某リンゴのメーカーのPODが発火の恐れがあるとのことで、当方は何ら問題はないが、念のため初期の製品について交換しようという連絡があった。

以下、リンゴからの連絡

iPod nanoをお使いのお客様へ
初代iPod nanoのバッテリーが過熱するというごく稀なケースについて、日本のお客様からご指摘を受けました。
ご使用に際して不安を感じられる場合、本件に関する最新の情報をAppleのサポートサイトでご確認ください。
Apple Inc.

改めてみると、受信日が2010年8月11日づけになっている。なぜだろうか。

で11月19日付で修理を依頼して、ようやく製品修理サービスが終わったということで、製品が届いたのが1月7日。Iphoneだともの騒ぎになるのだろうが、初期版のナノだから対象者も少ないのだろうな。

約50日。修理というから、届くのは前のものを考えていたが、届いたのは現在のナノ。先代との比較でいうと三分の一程度の大きさ。でも性能はきっとよいのでしょうね。

新しい製品にするなら、店頭の交換でもよいのではと思うが、本当は換えなくてもよいものを、換えたのだというこことが、50日という長さにあらわれるのか。

いずれにしても、Iphoneやアンドロイドの世界で、ほぼ用件が足りる内容ではある。

リンゴも、あのままIpodだけで終わっていれば、今の隆盛はない。商品とサービスを革新することの大切さを感じる。

平成23年大晦日

  • 2011.12.31 Saturday
  • 18:03
JUGEMテーマ:日記・一般


大変ではない年など無いのかもしれないが、いままでで一番激動であった一年が終わる。

つい先ほどまで、積み重ねると1mほどの書類の山、1.5mほどの本や雑誌、50cmほどのCDやDVDと格闘していた。仕事を振り返りつつ、あーすればよかったとか、こうもできたと考える。そして山が整理されると、流れがよくなるのがわかる。いろいろたまっていたものが動き出す。

なによりこうして大晦日を迎えることのできる幸せを感じる。普通ということの大切さと嬉しさがある。

何度となく繰り返してきた大晦日のありがたさ。

先を見ればあまりよくない状況が続きそうな平成24年。ただし悔やみごとを言うまい。なにより我々はまだ生を授かっている。その当たり前に感謝したい。

目の前を精一杯生きるというのが平成24年の願いである。

ブログを読んでいただいている皆様。平成24年も引き続きよろしくお願いいたします。

2011年を振り返る

  • 2011.12.23 Friday
  • 15:43
JUGEMテーマ:読書


どうも大変な一年であった。あと一週間あるので、さらに何が起こるかしれないが。

それにしても風水害が例年になく多かった気がする。

・東北地方太平洋沖地震
・和歌山などでの台風被害

・将来に向けて大きな禍根を抱えることとなった福島原発。

地震関連では、ようやく復旧から復興段階に進んでいこうとしている。
これからが本番。10年はかかる道筋である。

景気もヨーロッパ・アメリカがさえず。為替も不安定化を増し、アジアの成長も鈍化の傾向が見られた。

デジタル化で一瞬のピークを迎えたテレビの買い換え需要も底をつき、唯一元気だったのはスマホ関連だろうか。

ジャスミン革命という巨大なうねりのような変化も、FBやツイッターが主役となった。北朝鮮でトップが倒れたというニュースも入ってきた。アジアにおいても、変化の胎動がある。きわめて不透明で安定しない時代に入っている。

今年を象徴する漢字として「絆」が選ばれたが、不安定であるが故に、何かにすがった一年であった。

組織で対応する

  • 2011.12.19 Monday
  • 08:09
JUGEMテーマ:スポーツ


思い出したようにサッカーファンになる。メッシって凄いと思ったカップ戦だったが、全盛期のマイケルジョーダンのプレーを思い出した。

一人の偉大なプレイヤーと組織として洗練された仕組み。その仕組みは一時に、創り上げることは難しい。時間がかかるし、それを維持することも難しい。

さて組織だから強いのか、それとも勝っているから組織が優れているのか。

経営失敗事例14 諦める

  • 2011.12.16 Friday
  • 09:38
JUGEMテーマ:ビジネス
潔いのか、あっという間に方向転換する人がいる。変わり身が早いと言えばそれまでだし、変化に対応するのは必要なことだ。

あまりうまくいかないとあっという間に手を引く。なんの努力や工夫もない。

お膳立てが整っていて、苦労もしないで成功が手に入るはずもないのに、それが当たり前と思っている。

たしかにうまくいくときには、何もしなくてもうまくいくものだが、あまりになにもしない。

それでうまくいくなら誰もがする。そこに違いを見つけるべきなのだ。

継続すると言うこと

  • 2011.12.15 Thursday
  • 12:04
JUGEMテーマ:ビジネス


コーディネートを引き受けている人材育成の会で、180年ほどの歴史のある料亭の女将の話を伺った。

お客様に対しては、一期一会でその場の最高のものを味わい楽しんでいただくという趣旨のお話をいただいた。

経営をどのように考えているかというと、継続することを重視しているということだった。自分で作ったものであれば、また違うのだろうが、先祖から預かったものを次につなげるということに重みを置いているという。

シンプルだけれど、ものすごく大切なことである。規模の拡大を図るとか、儲けるではなく、とにかく次につなげるのだというのは、本来的な経営のあり方を示している。

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